TOPへ

小児矯正

小児矯正の重要性

小児矯正の重要性

歯並びやかみ合わせの乱れは、お子様にさまざまな悪影響を及ぼす恐れがあります。歯並びが悪いとブラッシングの際に磨き残しが起きやすいため、むし歯や歯周病になりやすいです。乳歯をむし歯で失ってしまうと永久歯が正しい位置に生えなくなることもあります。また、歯並びやかみ合わせが悪いお子様は口元の見た目がコンプレックスになってしまうケースが非常に多いです。口元がコンプレックスになってしまうと、人前で話すことが苦手になってしまったり、笑顔を見せることが苦手になってしまったり、消極的な性格になりやすい傾向があるとも言われています。さらに、歯並びやかみ合わせの乱れは、顎や筋肉に負担がかかり肩こり・頭痛が生じたり、食事の際に十分に噛まずに飲み込むようになってしまうため、胃腸に負担をかけたり、全身にさまざまな影響を及ぼします。歯並びやかみ合わせはお子様の成長に大きく関わるため、できるだけ早く改善する必要があります。お子様の口元で気になることがありましたら、当院にお気軽にご相談ください。

歯並びに影響する癖の改善

お口周りの筋力トレーニング(MFT)

歯並びやかみ合わせは遺伝的要因だけでなく、口呼吸や指しゃぶり・舌の癖などの外的要因によっても乱れが生じます。お子様のお口周りの筋機能を鍛えるトレーニング(MFT)をすることでお口周りのバランスを整えます。小さな頃からMFTを行っていると、歯並びを整えるだけでなく口腔疾患の予防にも繋がります。

このような癖を改善できます

  • 口呼吸をしている
  • 指しゃぶりがやめられない
  • 舌で前歯を押す癖がある
  • 舌を上下の前歯の間に挟む癖がある
  • お口をポカンと開ける癖がある
  • 頬杖をつく癖がある
  • 爪を噛む癖がある
  • 歯ぎしりや食いしばりをしている

小児矯正装置の種類

プレオルソ

プレオルソ

プレオルソとは、4歳〜9歳のお子様に使用するマウスピース型の矯正装置です。大人の矯正装置のように直接歯を動かすための装置ではなく、お口周りの筋肉を鍛えて舌を正しい位置に改善するための装置です。お口周りの筋機能が正しく機能するようになれば、自然と正しい咬合状態に導くことができます。プレオルソは着脱可能なので家にいる時と睡眠時の装着のみで、学校では装着せずに過ごしていただけます。

拡大床

拡大床

永久歯が正しい位置に並ぶスペースを確保するために、歯列を側方に拡大させる矯正装置を拡大床といいます。拡大床は取り外しが可能なので、食事や歯磨きは今まで通りにすることができます。小さい頃に拡大床を使って歯列の幅を広げておくと、永久歯が生え揃ってからの歯列矯正が必要になった際に、抜歯せずに行える可能性が高いです。

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正

歯の表面にブラケットと呼ばれる小さな装置をつけ、ブラケットにワイヤーを通して力を加えることで歯を動かし、歯列をきれいに整える矯正方法です。従来は目立ちやすい素材のものしかありませんでしたが、近年は白色や透明のブラケットとワイヤーを使用した目立ちにくい装置で行うことも可能です。

マウスピース矯正(インビザラインファースト)

インビザラインファースト

インビザラインファーストとは、透明なマウスピース型矯正装置を一定期間ごとに交換することで歯並びを整える矯正方法です。生えかわり時期である混合歯列期に使用するマウスピース矯正で、顎の大きさを広げると同時に歯を動かし、綺麗な歯並びに改善します。見た目が透明なので人に気付かれにくく、食事と歯磨きの際は着脱可能なので心身にかかる負担も最小限に抑えることができます。装着時間やマウスピースの交換のタイミングは医師の指示に従って行うようにしましょう。